手足口病は夏季に乳幼児を中心に流行しやすい水疱(水ぶくれ)を特徴とするウイルス感染症であり、例年よりも早く感染者数が増えています。
千葉県では2024年第23週(2024年6月3日~9日)時点で、手足口病は4週連続増加しています。県内の定点当たりの報告数は、3.18(人)でした。特に習志野保健所管内(八千代市、習志野市、鎌ケ谷市)では、5.7(人)と多くなっています。
症状や感染経路を知っていただき、日常生活で手洗いなどを意識しましょう。
【症状について】
・手足口病:38℃以下の発熱(患者の約1/3)、口の中や手、足などに水疱性の発疹が現れます。
・まれに、髄膜炎や小脳失調症などの中枢神経系の合併症が起こる場合があるため、子どもの経過を注意深く観察する必要があります。
【感染経路】
・感染経路は、接触感染を含む糞口感染、飛沫感染です。咳をしたときのウイルスが含まれたしぶきやくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。
【感染予防】
・原因となるウイルスには、流水と石けんによる手洗いが有効です。回復後も、2~4週間にわたり便からウイルスが検出されることがあるため、特に排便後・排泄物処理後の手洗いを徹底することが重要です。
・家庭内では、タオルの共有は控えましょう。
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◎手足口病に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01
◎わかりやすい感染症Q&A「手足口病」(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou16/pdf/01f.pdf
問い合わせ先
八千代市 健康福祉部 健康づくり課
住所:〒276-0042 八千代市ゆりのき台2-10
TEL:047-483-4646
FAX:047-482-9513